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3. FIPS で頻繁に受ける質問 (FIPS.FAQ)

■ FIPS で頻繁に受ける質問(FAQ)
ここには、私が頻繁に受ける質問のいくつかをまとめました。これでよくあるトラブルを解決できると思います。私に電子メールを送る前に、このファイルをよく読んでください。FIPS に関するすべてのことを知りたい場合は、README.1ST を読んでください。

ここには、以下の質問に対する答えがあります。

Q01. FIPS を使ってパーティションを分割できるのであれば、複数のパーティ ションを一つのパーティションに併せることはできますか?

Q02. FIPS がハードディスクに行った変更を元に戻せますか?

Q03. もしルートセクタとブートセクタを保管していなかった場合は、パーティ ションの分割を元に戻すことはできないのですか?

Q04. クラスタサイズはパーティションのサイズで決まり、 クラスタサイズが 小さいほうが、ハードディスクの利用効率が上がるそうです。FIPS を使 ってクラスタサイズを小さくすることはできますか?

Q05. 大きなパーティションを 3 つか 4 つのパーティションに分割したいと 思っています。FIPS を何度も使って分割することは可能ですか?

Q06. FIPS により、DOS 基本パーティションを 2 つ存在させることになりま すが、これは許されているのですか?

Q07. Info: Partition table inconsistency (訳注:パーティションテーブルが 矛盾している) というメッセージはどういう意味ですか?

Q08. FIPS からエラーメッセージが出て、その先に進まなくなってしまいまし た。どうすればいいですか?

Q09. FIPS が私の SCSI ハードディスクを認識しません。

Q10. FIPS が パーティションのタイプが 56h のパーティションだけを認識し、 DOS パーティションを認識しません。

Q11. FIPS は問題なく動作して、DOS から新しいパーティションが見えるのに、 Linux の fdisk コマンドでは新しいパーティションが見えません。

Q12. FIPS は Windows95 でも動きますか?

●Q01. FIPS を使ってパーティションを分割できるのであれば、複数のパーティションを一つのパーティションに併せることはできますか?

○A01.a
一般にはできません。技術的な詳細には立ち入りませんが、DOS でフォーマットされたパーティションには、 ファイルアロケーションテーブル(FAT)があり、そこにはそのパーティションのすべてクラスタのエントリが格納されています。たいていは、1 つの FAT は 2 つのパーティションの情報を持つほどには大きくなく、簡単には 2 つのパーティションを併せることはできません。
可能性がないわけではありませんが、私はこのことを FIPS でできるようにするつもりはありません。
今までのところ、私はパーティションを拡張するというソフトウェアを 2 つ知っています。1 つは "Partition Resizer" という無料のプログラムです (presz???.zip というファイル名で、よく行く BBS や FTP サーバで捜してください)。もう 1 つは、Powerquest 社の PartitionMagic という商業製品です。わたしはこれらをまだ使っていません。
○A01.b
もしそれらのパーティションが FIPS を使って分割されたものであれば、可能です。元は十分に大容量でフォーマットされているため、FAT に関する問題は生じません。操作としては、元のルートセクタとブートセクタを復帰するだけです(分割されている間、パーティションの内容がどう変更されたかは問題にはなりません)。この操作は、FIPSについてくる RESTORRB を使って行います。
ただし、以下の条件を満たしている必要があります。
- 元のルートセクタとブートセクタのイメージが保管されていることが必要です。そのイメージはフロッピーディスクに入っている必要があります。
- パーティションを分割してから併せるまでの間に、2 つの内の最初のパーティションがフォーマットされていない必要があります。(もしフォーマットされてしまうと、新しい FAT は小さくなってしまうからです)
- 2 番目のパーティション(FIPS によって作成されたパーティション)の内容は、当然失われます。最初のパーティションの内容はそのままになります。

●Q02. FIPS がハードディスクに行った変更を元に戻せますか?

○A02.
戻せます。A01.b の回答をみてください。元のルートセクタとブートセクタが保管されていることが条件になります。

●Q03. もしルートセクタとブートセクタを保管していなかった場合は、 パーティションの分割を元に戻すことはできないのですか?

○A03.
元に戻すことは難しいです。唯一の選択は、ファイル TECHINFO.TXT を読んでハードディスクの構造について勉強し、元のパーティションの情報とフォーマット情報を手計算して、ディスクエディタを使ってそれを書き込むことです。
操作の概要は以下のようになります。ここでは、元のパーティションから切り離されたパーティションを 2 番目のパーティションと呼びます。元のパーティションの残りの部分を1番目のパーティションと呼びます。
2番目のパーティションには重要なデータがないことを確かめてください。このパーティションのデータは削除されてしまいます。誤操作に備えて、すべてのルートセクタとブートセクタのバックアップをフロッピーディスクに(!)作ってください。そして、DOSの起動ディスクを作り、その中にディスクエディタを入れてください。
ディスクエディタの中で、"物理ドライブの編集"と"パーティションテーブルの編集"の機能を選んでください。ディスクエディタには、この機能があることを前提とします。
どの 2 つのパーティションを併せたいのかを確認するために、パーティションテーブルを調べます。
2 番目のパーティションの最終のヘッド値、シリンダ値、セクタ値を調べ、その値を最初のパーティションの該当するフィールドに書き込んでください。
最初のパーティションのセクタ数と 2 番目のパーティションのセクタ数を足して、その値を最初のパーティションのセクタ数のフィールドに書き込んでください。
2 番目のパーティションのエントリを 0 で埋めて完全に削除してください。
最初のパーティションのブートセクタを探し、 その中のセクタ数のフィールドに新しいセクタ数を書き込んでください。 自分が何の作業をしているのかを理解していることを確認してください。もし、ハードディスクの状態が混乱してしまったとしても、私は責任を持てません。ファイル TECHINFO.TXT をよく読んでください。

●Q04. クラスタサイズはパーティションのサイズで決まり、 クラスタサイズが小さいほうが、ハードディスクの利用効率が上がると聞きました。 FIPS を使ってクラスタサイズを小さくすることはできますか?

○A04.
元のパーティションから切り離されたパーティションのクラスタサイズは、フォーマットされる時にそのパーティションのサイズにあわせて自動的に決まります。残った方のパーティションは、再フォーマット(つまり全データを削除)しない限り、クラスタサイズを変更することはできません。
もし、新しいパーティションが十分に大きければ、残ったパーティションから新しいパーティションにデータをすべてコピーし、残ったパーティションを再フォーマットすればいいでしょう。しかし、以下の2 点に気をつけてください。
再フォーマット後は、パーティションを元に戻すことはできません (A1.a 参照)。
新しい FORMAT コマンドは、すでにパーティションがフォーマット済みかどうかを調べ、もしそうであればフォーマット情報を保存します。(間違ってフォーマットしまった場合に備え、ディスクを簡単に元に戻せるようにするためです) FORMAT コマンドにそのパーティションが新しいと思わせる必要があります。多分、/U スイッチが使えると思います(私はこれをチェックする機会がありません。もしうまく行ったら知らせてください)。もし、これでもうまく行かない場合、ディスクエディタを使い、無効化するためにそのパーティションのブートセクタを 0 で埋めればいいはずです。
注: ブートセクタを 0 で埋めただけでは十分でないという報告をもらっています。古いフォーマットに関する情報が、BIOS テーブルに残っているのではないかと想像しています。ブートセクタに書き込んだ後、そのテーブルをすべてクリアするためにシステム再起動してみてください。DOSのツールは、ときどきインテリジェントすぎることがあるのです。ここでなにか問題がおきたら、知らせてください。
パーティションのクラスタサイズは、おおむね以下のようになっています。
パーティションの容量 クラスタサイズ

0 32MB 512 Bytes
32 64MB 1024 Bytes
64 128MB 2048 Bytes
128 256MB 4096 Bytes
256 512MB 8192 Bytes
512 1024MB 16384 Bytes

●Q05. 大きなパーティションを 3 つか 4 つのパーティションに分割したいと思っています。FIPS を繰り返して何度も使い、分割可能ですか?

○A05.
可能です。ただし、FIPS の利用ごとに新しく作成されたパーティションをフォーマットする必要があります。クラスタのサイズに関しては、以下を参考にしてください。
- 1GB のハードディスクを 4 つに分割すると仮定します。各 256 MB とします。
- 元のパーティションは、クラスタサイズが 16KB でフォーマットされているとします。
- 元のパーティションを 256MB / 768 MB に分割します。最初のパーティションのクラスタサイズは 16KB のままです。4KB で十分ですが、再フォーマットしない限り、これを変更することはできません(A04参照)。
- 新しい 768MB のパーティションをフォーマットします。クラスタサイズは 16KB のままです。
- 2 番目のパーティションが分割され、256MB / 256MB / 512MB になります。
- 3 番目のパーティションは、クラスタサイズが 8KB でフォーマットされます。
- 3 番目のパーティションが分割され、256MB / 256MB / 256MB / 256MB になります。
- 4 番目のパーティションは、クラスタサイズが 4KB でフォーマットされます。
- ここまでで、クラスタサイズは 16KB - 16KB - 8KB - 4KB となります。
- 2 番目と 3 番目のパーティションはまだ空なので、 再フォーマットしてクラスタサイズを 4KB にすることができます。再フォーマットに関する詳細はA04 を見てください。
(訳注:原文では上述の MB の部分が KB になっているが、誤りだと思われる)

●Q06. FIPS により、DOS 基本パーティションを 2 つ存在させることになりますが、これは許されているのですか?

○A06.
この点に関する議論は、 FIPS.DOC の中の"What FIPS does" (訳注:日本語訳では "FIPSとは?") の章を見てください。

●Q07. "Info: Partition table inconsistency" (訳注:パーティションテーブルが矛盾している) というメッセージはどういう意味ですか。

○A07.
マスターブートレコード(ルートセクタ)にあるパーティションテーブルは、4 つのエントリからなっており、それぞれ数個のフィールドがあります。このパーティションテーブルでは、おかしなことに、いくつかのフィールドが冗長な値になっています。
Start End Start Number of
Part. bootable Head Cy l. Sector System Head Cyl. Sector Sector SectorsMB
1 yes 0 148 1 83h 15 295 63 149184 149184 72
2 no 1 0 1 06h 15 139 63 63 141057 68
3 no 0 140 1 06h 15 147 63 141120 8064 3
4 no 0 0 0 00h 0 0 0 0 0 0
開始点の値(ヘッド/シリンダ/セクタ)と終了点の値は、(ヘッド数と1トラックあたりのセクタ数を BIOS に問い合わせたあとで)開始セクタとセクタ数から計算されます。実際に、DOSはそうしています。これらのフィールドは DOS (と、私の知る限りのあらゆる他のOS)では全く使われていません。そのために、 それらのフィールドの値は全てゼロになっていても当然です。しかしながら、そのことは、フィールドを一貫した状態に保つことを妨げるものではありません。
fdisk コマンドがパーティションテーブルエントリを作成するときは、これらのフィールドに正しい値を入力するはずです。では、どうやって矛盾がおきるのでしょうか。少なくとも2 つの可能性があります。
fdisk プログラムの中には、不正な値を書き込むものがあります。特にシリンダ数を 1 ないし 2 ずらします。
アドレス変換を行なう拡張 IDE (EIDE)ドライブを使っているときに起こります。最近のハードディスクは 1024 個を超すシリンダを持っていますが、DOSは、 1024 個を超すシリンダは扱えません。そこで、ハードディスクコントローラの製造にあたっては、ある仕掛けを組み込みます。ドライブの構成(Geometry)の問い合わせがあったときは、シリンダの総数を減らし、その分ヘッドの総数を増やします。したがって、たとえば DOS は、63 セクタ、32 ヘッド、1000シリンダあると思っていても、実際のハードディスクには、63 セクタ、16 ヘッド、 2000 シリンダあるといったことがあります。ここで、もし DOS が 500 番シリンダの最初のセクタを要求したとしても、実際は、1000 番シリンダの最初のセクタを読んでいるのです。この仕掛けは、「アドレス変換」と呼ばれています。
最近の拡張 IDE ドライブでは、BIOS の中でアドレス変換の有効/無効を切り替えることができます。場合によっては、ディスクがフォーマットされた後に、切り替えが起こることがあります。つまり、DOSがディスクコントローラに要求を出した時のディスク構成(Geometry)とディスクがフォーマットされた後の、パーティションテーブルに反映されているディスク構成が異なってしまう、ということです。DOSではこのことは問題になりませんが、FIPS では version 1.4 より前のバージョンでは問題がありました。
現在のリリースでは、FIPS はこの種の問題を検出して、 パーティションテーブルを、変更されたディスク構成に対応させます。
本当のことをいうと、このメッセージについては心配する必要はありません。全くもって異常はないのです。

●Q08. FIPS からエラーメッセージが出て、その先に進まなくなってしまいました。どうすればいいですか?

○A08.
ファイル FIPS.DOC で述べましたが、これだけでは何ともいえません。もし私に電子メールを送る場合は、-d スイッチで作成されるデバッグスクリプトのファイル(FIPSINFO.DBG)を一緒に送ってください。もしこのファイルが送られていないと、それを送ってくれるようお願いすることになり、解決までに時間がかかってしまいます。

●Q09. FIPS が私の SCSI ハードディスクを認識しません。

○A09.
古い SCSI アダプタの中には( Adaptec 1524 には、ここで述べている'特徴' があると報告されています)、config.sysでデバイスドライバをロードする必要があり、そうしてはじめてディスクがアクセスできるようになるものがあります (つまり、システムは2台目のハードディスクやフロッピーディスクから起動する必要があります)。このデバイスドライバは、ハードディスクに対して、'BIOSレベル' のインタフェースは提供しませんが、'DOS レベル'のインタフェースは提供します(技術者の方へ: BIOS 割り込み 13h のかわりにDOS 割り込み 21h をフックします)。 これにより、パーティションテーブルは、その SCSI アダプタの内部構造を知っている、特別な fdisk プログラムによってのみアクセスできます。FIPS はこれらのドライブでは動作しないでしょう(実際のところ、 DOS の fdisk も動かないでしょう)。おそらく、そのSCSI アダプタに対しては、新しいドライバが存在して、BIOS レベルのインタフェースを提供するでしょう。製造元にお問い合わせください。

●Q10. FIPS が パーティションのタイプが 56h のパーティションだけを認識し、 DOS パーティションを認識しません。

○A10.
OnTrack Disk Manager がインストールされています。SPECIAL.DOC 中の対応する章を読んでください。

●Q11. FIPS は問題なく動作して、DOS から新しいパーティションが見えるのに、 Linux の fdisk コマンドでは新しいパーティションが見えません。

○A11.
どういうわけか DOS が、マスターブートレコードにあるパーティションテーブルとは異なるパーティションテーブルをロードしています。2つの原因が考えられます。
OnTrack Disk Manager のようなデバイスドライバがロードされています。SPECIAL.DOC 中の対応する章を参照してください。
マスターブートレコードにウィルスがいます。これはしばしば起きるものではありませんが、まさにその可能性があります。ウィルスの中には、自分自身をマスターブートレコードに書き込み、オリジナルのマスターブートレコードを別の場所にコピーするものがあります。DOSがパーティションテーブルをアクセスしようとすると、ウィルスは BIOS コールに割り込んで、バックアップしてあったコピーを返し、考えられる限りのウィルス検査から逃れます。ウィルスに感染していないDOS 起動ディスクから起動し、ウィルス検査ソフトウェアでこのことを確認してください。ウィルスは、DOS の fdisk コマンドに /mbrオプションをつけることで、マスターブートレコードから除去できます。しかし、この場合、バックアップしてあったパーティションテーブルはリストアされません。そのために、ブートセクタにはFIPS によって変更された新しい情報がありますが、パーティションテーブルはもともとの(1パーティションの)状態のままです。この不一致は修正する必要があります(たとえば、ディスクエディタを使う)。

●Q12. FIPS は Windows95 でも動きますか。

○A12.
動きます。Windows95 のファイルシステムは、DOS のファイルシステムと同じものです。唯一の違いは、長いファイル名をつかえることですが、FIPS はディレクトリのレベルよりも低いレベルで動作しますので、問題ありません。Windows 95 のパーティションで FIPS は全く問題なく動いた、と報告してきた人もいます。
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