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[パソコン][用語 winmail.datリッチテキスト情報] |
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- Exchange クライアントからインターネットへメールを送信する際、WINMAIL.DAT という名前の添付ファイルがメッセージの最後に追加されることがあります。
- この添付ファイルには送信されるメッセージに関する Microsoft Exchange リッチ テキスト情報であり、Exchange クライアント以外の受信者には、メール
メッセージ不要な情報です。
- この資料では、Microsoft Exchange Internet Mail Connector (以下、IMC) を使用している場合に、インターネット
ユーザーに WINMAIL.DAT 添付ファイルを送信しないための方法について記述しています。
- 詳細
- 下記のいずれかの方法を用いて、リッチ テキスト情報 (WINMAIL.DAT ファイル) を送信しないように設定することが出来ます。
- [カスタム受信者] での設定
- 管理ツール プログラムを使用してカスタム 受信者を作成する際、[カスタム 受信者] プロパティダイアログ ボックスの [詳細] プロパティ ページから
[メッセージでのリッチ テキストの使用を許可] をオフにします。
- [個人用アドレス帳 (PAB)] での設定
- PAB の中の [インターネット アドレス] プロパティ ページで [この受信者には、Microsoft Exchange リッチ テキスト形式で送信]
をオフにすることにより、リッチ テキスト情報を送信しないように設定することが出来ます。
- PAB の中のエントリのプロパティを見るには、目的のエントリを選択し、[ファイル] メニューから [プロパティ] を選択します。
- [IMC] での設定
- 管理者は、下記の手順にしたがってリッチ テキスト情報を送信するか否かを設定することが出来ます。
- IMC のプロパティを表示します。
- [インターネット] タブを選択します。
- [相互運用性] をクリックします。
- [Microsoft Exchange リッチ テキストを送信する] ボックスでは、リッチ テキスト情報の送信を制御しています。
- 次の3つの値から選択します。
- 値が [ユーザー] に設定されている場合、リッチ テキスト情報は、受信者プロパティで設定した内容に依存します。
- 値が [常に] に設定されている場合、受信者プロパティに関係なくリッチ テキスト情報は常に送信されます。
- 値が [しない] に設定されている場合、リッチ テキスト情報は送信されることはありません。
- ※これらの設定は、ドメイン単位で行うことも可能です。手順 a、b の後に [電子メール ドメイン] をクリックしてください。その後は手順 c
と同じです。
- 注意
- 受信者のアドレスにどんなオプションが選択されていても、IMC の設定が、リッチ テキスト情報を送信するかしないかを決定します。
- IMC が、リッチ テキスト情報を送信することがないように設定されている場合、たとえ受信者アドレスのプロパティで [この受信者には、Microsoft
Exchange リッチ テキスト形式で送信] をオンにしていたとしても、リッチ テキスト情報は送信されません。
- IMC が個々のドメインに別々の設定をしている場合は、それらのドメインに対する設定 が、そのドメインの中のユーザ宛のすべてのメッセージに関して優先されます。
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